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「エリザベート」見てきました [ミュージカル]

H27.6.24 13:30の部 帝国劇場

ミュージカル「エリザベート」見てきました。
今回はセット演出総取替で、ちょっとドキドキ[ぴかぴか(新しい)]

この劇場は1階客席がほぼフラットなので舞台を上げた方がいいと考えたのか、
可動式台を3台組み合わせたり、回転したり、シンプルだけど見た目も面白くしたようです。
でもなんとなく中途半端な感じはします。豪華でも簡素でもない感じ。

今回はキャストも総入れ替えで、それもなかなかドキドキでした。
ルドルフでデビューした井上芳雄くんは、そのあと何を見てもルドルフ以上の印象がなくて、
やはり彼は永遠のルドルフなのではないかと思っていたので、今回トートで大丈夫かと心配していたのですが、帰ってきた芳雄くんはしっかりトートでした。
私にとっては歴代トートの中で一番良かったと思いました。
日本初演以来ずっとルキーニをやっていた高島さんから初めて役を変わったのは、それは大変だったと思いますが、今日の歌舞伎役者尾上松也さん、なんとか上手くこなしてました。
ただこれからの長丁場、声がもつか心配かな。
皇帝フランツヨーゼフの佐藤隆紀さんは美声で、落ち着いた物腰で、皇帝らしく、
ゾフィーの香寿たつきさんは安定した声にどっしりした演技でした。

是非もう一度井上くんと、田代万里夫くんのフランツを見たいと思ったのですが、
チケットが全然なくてそれもびっくり。
やはり今も昔も、エリザベートはプレミアチケットなんだわ・・[あせあせ(飛び散る汗)]

日韓ミュージカル対決 [ミュージカル]

3/15 劇団四季「クレージー・フォー・ユー」
3/17 韓国ミュージカル「ジキル&ハイド」

どういうわけか、立て続けに日韓のミュージカルを見てきました。
出処は両方ともブロードウェーかな。言葉の違いが日韓なだけです。(^^ゞ
まず、日本語ミュージカルで一番感じたのは、変な日本語!ということ。
何が変かというと、しゃべりの部分で、あまりにも日常生活ではありえないほど、
はきはき、ゆっくりしゃべっている点で、気にならなければ全く気にも留めないところ
だと思いますが、気になり始めると、やたらとじっくり聞いてしまいます。
自分が歌を習ってみて初めて分かったことなのですが、日本語と言うのがひどくひっかりのない、
つるんとした発音らしく、舞台で普通にしゃべったのでは、ふがふがになってしまうのかもしれません。
「クレージー・フォー・ユー」は作品としても初めて見ましたが、これは面白かったし豪華でした。
最後には登場人物が1人残らず歌い始め、劇団四季の裾野の広さを感じることが出来る
布陣だぁと思いました。

そして今日見てきた「ジキル&ハイド」
これは、ブロードウェー版、日本語版を見ていて、今回は作品として3回目です。
話自体は本も読んでいるし、映画も見ているし、よく知っているのですが
導入部が台詞が多くて、ミュージカルとしてはちょっと入りづらい感じがする作品です。
今回は字幕を読みながらだし、なおさら少しだけつらい時間がありました。。
でもそれを押し流してしまう素晴らしい歌唱で、ぐいぐいと作品に引き込まれ、
スピーカーのまん前だったこともあるのですが、ちょっと力入りすぎじゃない!?くらいの
熱演でした。とにかくみんな歌が上手い。
数日前に日本語ははきはきなのね、と思ったばかりでしたが、今日はドラマなどで聞く韓国語と
あまり違う感じはしませんでした。口の中のしゃべるポジションと歌うポジションが同じなのかなぁと
思ったのですが、自然な歌唱のように聞こえました。

オペラだと、歌っている内容は繰り返しが多くて、結構中身が少なかったりするので、
字幕を読みながらでもあまり忙しくないのですが、ミュージカルは台詞も多いし、
歌の中身も多くて、舞台上と字幕の両方を見るのは ワーグナー並みに忙しかったです。
日本語のミュージカルは有り難いなぁと、つくづく思いました。

今日の主役 韓国の映画俳優チョ・スンウは、ホントに映画俳優?と思うほどの
ミュージカル俳優ぶりで、2足のわらじを立派に履きこなしているように見えました。
女性主役2人も見事な出来でしたが、チョ・スンウが出てくると黄色い声援も飛び出し、
おそるべし韓流ブーム と思います。

さて私の中での対決の結果は、
作品としての私の好みの差で「ジキル&ハイド」に軍配ですが、
両方ともすべての出演者が一生懸命やっているのが良く分かる素晴らしい出来でした。


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