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新国 カルミナ 行ってきました [クラッシック音楽]

10/30 「カルミナ・ブラーナ」新国立劇場 オペラ劇場

今年の初めに同じオペラシティのコンサートホールのほうで「カルミナ・ブラーナ」の演奏会を
聞きました。このときは、初めてのカルミナだったし、テノールの高橋淳さんの演技付きの歌唱に
驚き、またどこか聞いたことがあるような この曲の魅力をすごく感じていました。
今回は佐藤美枝子さんとプロの合唱団、それにバレエ付きだし、どんなものが出てくるのか、
興味深々でした。

結果からいえば、すばらしい演奏ですごく感動しましたが、一回では分からなかった。
もう一度見たいところですが、日程的にも無理なので、再演になったらまた行きたいと思います。

面白いと思ったのが、この日の観客はバレエ・ファンが多かったようで、
日頃オペラの公演で『ブラーボ』がかかるのは上の階からのことが多いのですが、
下の階(1F)から声がよく聞こえていました。
曲の途中でも、場面が終わって踊りが決まると拍手が沸き起こり、
普段シンフォニーや合唱曲を聞いている感じとは違って、
でも、こういうバレエ付きの場合は
これでもいいのかもしれないなぁ、と思いました。

オケピの中が狭そうだったし、音響の面も再度検証して、
再演の時には合唱団とソリストの場所を別に確保することを考えては、
と思いました。


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オペラ 2つまとめて書きます [クラッシック音楽]

10/17 「ジュリアス・シーザー」 北とぴあ 1F席

席に着くなり、隣に座った綺麗なお姉さんがプログラムを見ながら言った事
配役に関して:『女性が多いですね、主役も女性ですもんね、王様役も女性ですね。
男性が不足しているんでしょうか?』
この人はどうもオペラを見たことがない人のように感じましたが、
この人を連れてきた年配そうな男性は、特にコメント無しでした。
パンダは単独行動なので、会話は聞こえてしまうのですが、
これ以外の会話も、なんだか不思議なカップルだ~という感じを受けました。

帰ってきてから調べてみたら、ヘンデルの時代、男性役はカストラートがやっていたそうで、
カストラートがいない現在、カウンターテナーでやるか、ズボン役と呼ばれる女性がやるか、
どっちにしても難しいとのことです。
確かに女性では迫力にかけるし、だいたい全体的な印象で宝塚か、
さもなくば、よくできた学芸会(失礼!)という感じを受けます。
ヘンデルの時代の音楽のせいでしょうが、アリアのたびにお話が止まり、
みょうに間延びした歌を聴かされることになり、あくびがでました。
私自身、この中に出てくるアリアの1曲を歌ったことがあるので、
そういう意味では勉強になりましたし、他の全ての曲も同じ形式で出来ていることが
分かったのは、また面白い発見でしたが。
カウンターテナーで見てみたい気もしましたが、同じヘンデルの「リナルド」の舞台中継で
カウンターテナーでやっていたのを見て、なんだか苦しそうで嫌だなぁと思いました。
日本ではカウンターテナーが少ないのでしょうか、良く分かりませんが、
古楽器の復活より、バロック・オペラの復活は難しいのかもしれないと思いました。

10/20 「セビリアの理髪師」 新国立劇場

ひょっとして、これがノーカット版なのでしょうか。
聞いたことないアリアもあったように思いますし、3時間もあるオペラだと認識していませんでした。
前回はフローレスの伯爵だったので、比べてはかわいそうかもしれませんが、
ちょっと・・、という印象のアルマヴィーヴァくんでした。
新演出の舞台は、お金掛けましたねぇ、というような大きなバルトロ邸が出現し、
歌手も行ったり来たり、昇ったり降りたり、よく動いていました。
今回演劇畑の演出家のせいなのか、リンドーロとロジーナがくっつきすぎ、いちゃいちゃしすぎ!
ああいうのが世界的な傾向なのかしら?と思いました。
1幕の幕切れのところで、兵隊さんたちが部屋を散らかしている場面に何の意味があるのか、
さっぱり分かりませんでした。
原点主義もいいですが、間延びしそうなところは切ってもいいんじゃないかと、
今回は見ていて思いました。「ジュリアス・シーザー」に続き、私自身が
忍耐力が欠落しているのかどうかは、良く分かりませんが。


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また「第9」の季節がやってきます [クラッシック音楽]

視聴しているクラシカジャパンというCS放送で、
ミラノスカラ座の「ベートーベンの第九」の放送があった。
ソリストとして大好きなサッバティーニが出ている。
そうか、もうすぐ「第9」の季節なんだなぁ。

「第9」と言えば 日本では年末の風物詩のひとつ、12月に入ってから
いったい何回の演奏会があるのだろう。
一つの交響楽団だけで、10回近く、あるいは以上の演奏会をするところもあるようだ。
聞くところによると、この現象は日本だけのようで、
この曲目自体 当の西欧では祝祭の意味があるときに演奏されるもので、
めったやたらに演奏されるものではないらしい。そう言われてみれば、
ベルリンの壁が開放された記念に演奏されたのは、
確かバースタインで「第9」だったと思う。

またプロのオーケストラの団員で、この「第9」は第3楽章までは素晴らしいが、
その後があるのがいけない、第3楽章までの演奏なら良い、という感じの記事を
読んだことがある。
この人が第4楽章を なぜ嫌っているのか、
今まで自分たちが第1~第3楽章で奏でてきた音楽を、第4楽章で歌手によって、
「こんな音楽ではない」、と否定されることが嫌なのか、
あるいは、アマチュア合唱団が歌うことも多いこの第4楽章だから嫌なのか、
真意は書いてなかったので分からない。

ただ、数年の間、何回か歌ってきた身としては、
小学校で習ったことのあるフレーズを含むこの歌は、決して誰でも歌える簡単な歌ではなく、
自分の親の世代の人たちが歌っている現実は、ただただ拍手としか言いようがない。
もちろん、演奏のレベルという問題が起きる。
なかなか歌えない難しい歌を歌うのだから、レベルが低い演奏会もあるかもしれない。

ある指揮者のご指導によれば、
「第9」は民衆の歌で、洗練されている音楽と泥臭い音楽が共存しているのだそうだ。
だから、プロではないのだから、民衆らしくレベルが低くてよい、ということではなくて、
やはりこの歌を歌うことになれば、それなりに一人一人が自分を訓練しなくてはいけない
ことに異論はない。
それでも、どういうわけか日本においては
かなり多くの人たちが自分で奏でることになったこの曲の演奏会が、
今後もずっと続けばいいなぁと思っている。
それこそ、音楽はプロのものだけではない、民衆にもやってくると、、
そうなるかもしれない。


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「わたしの嫌いなクラッシック」 [クラッシック音楽]

わたしの嫌いなクラシック

わたしの嫌いなクラシック

  • 作者: 鈴木 淳史
  • 出版社/メーカー: 洋泉社
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 新書



本屋で並んでいたところで目が合ってしまったので、連れてきて(買ってきて)しまいました。
クラッシック音楽が嫌い!という本ではなくて、
よ~くクラッシックを知っている人が、この曲は嫌い、この指揮者は嫌い、と言っている本です。
はっきり言って、わたしのようによくわからない人には、好き・嫌いも分かりません。
「嫌い」と言えるだけすごいなぁと思います。

そういう意味では、聞いていて眠くなる、あるいは寝てしまうものは
嫌いのうちに入るかもしれません。
私にとっては「ベートーベン」はほとんど100%寝てしまう音楽なので、
「嫌い」なのかもしれません。
ただ、『第9』の合唱で後ろに座っているときには、まだ寝たことはありません。
それから、一度だけ、『皇帝』で最後まで起きていた事がありましたが、
この時は私の体調がすこぶる良かったせいか、
それとも演奏がすこぶる良かったせいか、は、不明です。。


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オペラ「トゥーランドット」より [クラッシック音楽]

10/1 東京芸術劇場で「トゥーランドット」ハイライトの合唱を歌うことになった。
楽譜を見ていたら、<il principe>となっている・・
異邦人の皇子の名前が最後のなぞなぞの答えになっているとはいえ、
一度見た人なら知っているし、配役表にもCDにも<カラフ>と書いてある。
それでも楽譜上は<Calaf>ではなくて<皇子>なんだって、いう
新鮮な驚きがありました。

練習のために 図書館でCDを借りました。

Puccini: Turandot (Highlights) / Mehta, Sutherland

このCDでまたびっくりしたのですが、
サザーランドがトゥーランドットで、カバリエがリュー?
逆なんじゃないんだろうか?
調べてみると、サザーランドはキャリアの初めはドラマティコだった、とのことなので、
その頃のものなのでしょうか?
言われてみると、他のトゥーランドット姫よりもキンキンしているような気もする。
ドラマティコの声だと、楽譜で見るとすごく高い音でも
割りにそう思わないのに対して、
ストレートに高そうな音に聴こえてくるから。

トゥーランドット姫にはいつも不満がありました。
命を落としても惜しくないと思える絶世の美女の役なんだから、
最近は美人ソプラノも多いことだし、説得力のある人が歌ってくれるといいなぁ、と。
歌手も 歌はもちろん 容姿まで要求されて、そりゃぁ大変とは思いますがね。


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