「赤と黒」（ネタバレあり）

スタンダールの「赤と黒」かと思ったら、全然違う話でしたね。
主人公「悪い男」のキム・ナムギルは、どこかで見た顔と思ったら、
「がんばれクムスン」で、クムスンの、新婚ほやほやで死んでしまった夫役でした。
そのあと「恋人」でイ・ソジンの頼れる子分役でもありました。

ドラマというのは、最後がどう終わるのか、いつも難しいのだと思います。
この話で最後をハッピーエンドにすると、ストーリーとして軽くなるのかもしれませんが、
希望がない感じで、ちょっと悲しすぎるかなと思いました。
韓国では「悪い男」というタイトルだったそうですが、
そう悪い男にしきれなかったのは、俳優のイメージを傷つけないためかと思いました。
主役キム・ナムギルの兵役のために、短くなったとのことで、
もともとの構想とは違うものになったのだとすれば、まぁ上手く収めた方だとは思います。

ほんとに自殺？ パク・ヨンハ

にわかには信じられなかったのですが、どうもほんとのようで。
パク・ヨンハ自殺というニュース。
彼のコンサートやファン・ミーティングには行ったことはないけれど、
「冬のソナタ」「オンエアー」「男の物語」など、最近のドラマも見ていたし、
いったい何があったのか、不思議なような、気の毒のような、悲しいような、、

忙しすぎるとうつ病になるそうで、それが原因なのかどうかは知らないけれど、
ほんとに、どうしてそんなことに、と残念に思います。

「シティホール」いいです

ＫＮＴＶで放送開始から溜めていたのをこのところまとめて見て　やっと追いつきました
久しぶりに韓国ドラマで、笑って、笑って、胸ｊキュンドラマです。
チャ･スンウォンさんは、ＣＭとか映画で見たことがあるような気がするのですが、
コメディの人だと思っていて、演技は上手いだろうとは思っていたけど
あんなに声がいいとは知らなかった。回を追うごとに惹かれていきます。
キム・ソナさんも何作もドラマを見ていますが、今回が一番好きかも。
通常の韓国ドラマの展開だと、半分を過ぎてこれから、つらい展開になりそうですが、、どうなんだろう

ずいぶん変わってきました

韓ドラ見初めてまだ３年は経っていないのですが、
このごろずいぶん変わってきた感じがします。
２００３年頃までは、
記憶喪失、不治の病、複雑（怪奇）な血縁関係、交通事故、財閥の御曹司というところが定番でした。
「冬ソナ」も「美しき日々」も「秋の童話」もそうだった。まだまだたくさんありました。
記憶喪失が出てくるたびに、またか！と思ったし、
たびたび出てくる、そういう異母兄弟系の話にも、結構うんざりのところがありました。

「ファンタスティック　カップル」では、同じ記憶喪失でもまたか！という展開でもなく、
「勝手にしやがれ」の不治の病も（不治ではなかったですが）、早く直した方がいいよ、
と思いながらも、なんとなく絶望的な感じではなかった。
その、ちょっと前の流行の定番が全然出てこないものも多くなって、
代わりに最近の流行は、といえば、
医者もの、バスケット、離婚、時代劇　というところかなぁ、と思います。
バスケットシーンは、得意な役者が多いのか、よく出てくるなぁと思います。
あと、このごろ男優が脱ぐシーンも多くなってきたので、あと３年くらいすると
ベッドシーンも増えるかもしれません。(^^ゞ
離婚したシングルマザーの話や年下男と年上女の恋愛の話が多くなってきたことを考えると、
やはり韓国も視聴率を支えているのは、女なんだなぁと思います。
時代劇は、ひょっとすると、継続して製作されていたのを
チャングムのヒットを機に、たくさん輸入されるようになっただけかもしれません。
個人的には、「ソドンヨ」「朱蒙」で一段落してしまいましたので、
ヨン様のいつできるかわからない時代劇まで、お休みでいいかと思っています。

「がんばれ！クムスン」見終わりました

『愛している、別れよう』
まだクムスンをKNTVでやっている頃だったか、終わった頃だったか、
なんじゃ、その台詞は！？　と思ったものでしたが、
衛星劇場で初めから見て、やっと分かりました、、いやぁ～つらい場面でした。
泣きましたねぇ。いつもは見るとすぐDVDのハードディスクを消すドラマだったんだけど、
この回あたりから消せなくなってしまい、結局最終回まで保存することになっていました。
視聴率の良いドラマっていうのは、ちゃんと理由があるんだなぁ。
長いので、私自身も見始めるのをどうしようかと思ったのですが、
つらい目にあったりいじわるされたりしても、意外と他の人たちのエピソードでガス抜きされる
ところもあるので、見終わってブルーな気持ちになることもほとんどなかった。
だんだん素敵に見えてくるク・ジェヒと、ホントにがんばれ！クムスンで、
最後までわりとあっという間に見ることが出来ました。

いろんなエピソードがありましたが、
最後の方は、死別した、或いは離婚した子連れの母は結婚しづらい、ということらしく、
離婚率世界２位の韓国の身近な話題なんだろうなぁ、と思いました。
それは、日本でも変わらない問題だとは思いますが、私の周りにそういう人もいなくて、
よく分からないですが。

そうだ、おんぶだった

韓国ドラマを見始めてから、この冬で丸２年になりました。
初めの頃は、いろいろ不思議に感じることも多くて、
「韓国ドラマの不思議」というタイトルでいくつかの記事をここに書いたりしました。
その中で、最近あぁそうか！、、と思ったのが、『おんぶ』のこと。
最初の頃、なんでこんなにおんぶするのか、不思議でしょうがなかった。
いろんなおんぶの場面を見てきました。
子供をおんぶするのは言うに及ばず、恋人のおんぶ、夫婦のおんぶ、
具合が悪いとか、酔っ払っている時だけでなく、愛情表現の手段でもあるのです。
なんでいい年した大人がそんなことしているんだろうと、ずっと変に思っていた
のですが、あるドラマで、青年がおじいさんをおんぶしているのを見て、
あぁそうだなぁ、と思いました。昔の日本にもそういう光景は普通にあったはずなのに、
私たちが忘れてしまっただけでした。
私たちは今では、赤ん坊を背中に背負うこともしなくなってしまいました。
お母さんたちはだっこするか、乳母車に乗せます。
おぶっている姿はめったに見ることもなくなりました。
それからもし老人がいれば、杖を用意するか、車椅子を用意するか、でしょう。
１００年前でもなく、たかだか２，３０年前のことだと思うのに、
ずいぶん前の光景のようです。
文明が発達したり、豊かになった結果に違いはないのですが、
スキンシップが遠い社会になったんだなぁという気がします。
日本人は忘れっぽい民族だと聞いたことがありますが、
確かに、おんぶを忘れつつあるという気がしました。

再びのヒョンジェくん

KNTV「ソドンヨ」が終わったと思ったら、
衛星劇場「大望」でヒョンジェくんが出てきてびっくり。
先週分でもちらっと出てきたけれど、今週分ではたっぷりの時間を使って、
なんか重要な役どころみたい。
彼はにっこりするところも良いけれど、それよりも流し笑いという感じの
スマイルの方がキラーな気がする。

それにしても、韓国の俳優でスマイルを売りにしている人が何人かいるけれど、
日本人でスマイルを売りにしている人って、誰かなぁ？

給食費を払わない とは

今日の産経新聞１面に「給食費払わん」という記事が出ていました。
読めば、生活に窮している訳でもないのに、
給食費を払う意思がない親が続出しているようで、
その不足分が材料費に跳ね返り、給食の質を落とさざるをえない、
とのこと。
確かに自分が子供の頃、何か先生に封筒を渡されている友達がいて、
それがなんだったのか、だいぶあとになって知ったのですが、
生活が大変で払えない家庭もあるという、そういう時代もありました。
韓国ドラマ「人生よ、ありがとう」に母親が友達のお金を騙し取って
逃げたために　一人取り残された小学生の女の子を、騙し取られた女が
半ば人質のような形で引き取って面倒を見るというくだりがありましたが、
この子供が給食費を払えないので、学校の給食の時間は食べさせてもらえない、
というシーンを見て驚いたことを思い出します。
少なくとも私は誰かが給食を食べさせてもらえない、という場面を見たことがないし、
おそらく全国的に発生しているらしいこの給食費の滞納に対して、
子供に給食を与えない、という措置をとっているところはないと思います。
それが良いか悪いかは議論があると思いますが、
そんなこと一つとっても、同じような顔をしていても韓国と日本は違うんだよなぁ、
と思います。

８月７日スタート！

実は、８/７に始まる２つのドラマをを楽しみに待っているところなんです。
一つはKNTVの「朱蒙」で、これはこのところ佳境に入って、毎回目が放せない
「ソドンヨ」と同じ韓国時代ドラマで、いまも韓国では放送中らしいのですが、
「ソドンヨ」がこれだけ夢中にさせるドラマだし、韓国でも人気があるらしいので、
期待できるなぁと、いまから楽しみにしているところです。

それと、もう一つは、２５：１０からなので、８/７ではなくて８/８からの
スタートになるのですが、KBSの「偉大な遺産」で、
これは愛するジェウォンが主演するドラマなので、韓国で人気があるないとか、
にかかわらず、とにかく見なくちゃ、というドラマで、これも楽しみにしています。

それにしても、「ソドンヨ｣が終わった時点でKNTVはやめよう作戦のために、
見るドラマを整理していたところだったのに、これで計画もまた延期。。
これも異例に早く人気ドラマを放送することにしたKNTVの
作戦勝ちということなのでしょう、きっと！

全然関係ないのですが、今日見ていた芸能街中継(再）で、
ちらっと映った「神話」のメンバーの中で、最近までよく見ていた顔　発見。
「九尾狐外伝」のムヨンって「神話」だったのね、、

２つの韓国時代劇

いま私が見ている韓国時代劇（大河ドラマ？）は２つあって、
１つが「王の女」、もう１つが「ソドンヨ」。両方ともスカパーのＫＮＴＶの放送です。
「王の女」はもう残り何回というところまできていますが、
「ソドンヨ」の方はまだ３分の１くらいだと思います。

両方の話の登場人物も歴史的なものも何も知らないのですが、
「王の女」の方には秀吉の朝鮮出兵のくだりが出てきたり、
「ソドンヨ」には聖徳太子の名前が出てくるので、
あぁその時代の話ね、というくらいのことだけ、分かりました。

ナレーションを聞いていると、「王の女」は、日本の時代劇で言えば織田信長だし、
「ソドンヨ」の方は、同じ時代では徳川家康を想像します。
「王の女」の方は、どうも頂点を過ぎ、このあと破滅の方向にいくようですし、
「ソドンヨ」は、主人公が王になって建国の方向に向かうような感じです。
「ソドンヨ」の方が明暗織り交ぜながらも、前方に光があるようで、
見ていても気が楽なところがあります。

私は話が辛い方向に行くと見なくなる癖があるので、
（そういうわけで、ＮＨＫ「新撰組」も京都に行った辺りから見なくなったのですが）
「王の女」もそろそろ潮時かなぁと思いながらも、
だんだん我慢大会のような心境になっています。
美しいチソンくんのひどい映像は撮っていないだろう、
と思いたい、、のですが。